Rack歯型の原点O(オー)が、Involute曲線に沿って
点O‘(オーダッシュ)に移動すると、元の代表点P(ピー)は、
この時に出来る接線角度θ(シータ)だけ回転し、点P‘
(ピーダッシュ)となる。そして、その座標は、次式で表せる。
● Involute curve / Circle of involute
例 インボリュート曲線
● Involute Profile removed by Rack-shaped
Rack rotation
( 例 ) ● Involute curve - Internal Spline
インボリュト曲線は其の特性から、歯車や接続に広く用いられている。
例へば、歯車同士の接触点は回転に関係なく、両歯車の接線上を移動するので、接触点は一組「の歯」の接触開始点から
終了点までの全域で、その速度(要素)*は一定である。 即ち他の形状を持つ歯車では、相互の「歯」の受ける力(歯面に垂直
な力)が其の位置で異なるのに対して、インボリュト歯車*では其れが一定である性質がある。
例 スプラインギヤー
ほど
インボリュト曲線 : 円に巻きつけた糸を、
引張ながら解く時に糸の先端が描く曲線